胎児に出る染色体異常の種類

胎児に出る染色体異常の種類

胎児に出る染色体異常の種類

赤ちゃんと妊娠するとお腹の中の赤ちゃんの健康が気になりますよね。
その中で流産の原因になっている染色体異常ついて説明します。

 

染色体異常は「数的異常」と「構造異常」の二つに分けられています。

 

例えばお家の設計図で言えば、数的異常は設計図の数が不足していたり、多すぎたりする異常で、構造異常は設計図の数は全く同じでも中身に異常があります。

 

詳しく説明すると数的異常は、胎児はお父さんとお母さんからそれぞれの染色体を引き継ぎますが、両親それぞれが1番から22番染色体と性染色体を持ち、お互いの 1番同士、2番同士・・・、22番同士の染色体がペアになっている訳です。このペアの事を「相同染色体」と呼びます。染色体に中にあるDNAの個体間(他人同士)の違いはわずか0.1%位に過ぎないそうで、ほぼ100%に近い確率で染色体が同じだと言うことが言えますね。

 

ただ、1番目の染色体と2番目の染色体は全く異なっていますが、
他人同士でも1番目の染色体同士はほぼ同じ物で、
他人同士のご両親から生まれてくるお子さんの相同染色体はほぼ同様であると考えられています。

 

更に染色体の数的異常は、詳しく分類すると「異数性」と「倍数性」の2つ分かれています。
「異数性」は染色体の本数自体が1本か2本位多かったり少なかったりする場合で、
卵子や精子を作る時に23本の染色体を各自が持たずに、お母さんから24本、お父さんから23本の染色体を持ってきて受精してしまうと、
染色体数が47本になってしまいます。更に詳しく説明すると、卵子の21番目の染色体数が2本で、精子の21番目の染色体数が1本の場合、
胎児の21番目の染色体数が3本になってしまいます。

 

相同染色体が3本で多い場合を「トリソミー」、逆に1本の少ない場合を「モノソミー」といいます。
流産や死産してしまった後の染色体の検査では、殆どの場合、染色体異常が発見されます。染色体以外で数がおかしい場合は、胎児の成長が止まり、結果的に流産となってしまいます。
「倍数性」は精子とか卵子のペアとなる23本が、3倍の69本であったり、4倍の92本であったりする場合です。 倍数性は染色体が大変多く、正常な成長を遂げる事ができず、流産、死産、早期の新生児として亡くなってしまうケースに分かれます。 原因としては、配偶子作る経過の上でおかしくなるか、受精の時に異常を来す場合に分かれます。
そして数的異常には「標準型」と「モザイク型」という種類もあります。
「標準型」は体の全細胞の染色体が同じように異常を持っていて、「モザイク型」は、一人の中で健全な染色体と、異常な染色体を持つ細胞が、各々がある状態です。「モザイク型」は受精卵が、初めに分かれる時に起きてしまうと言われています。
モザイク型の染色体の異常は、ふつうの染色体も含まれており、標準型と比べても、症状自体は軽い場合もあるそうで、モザイク型のダウン症の症状も軽いそうです。
構造異常は、突然に起こる場合と、ご両親から引き継いで起きる場合とがあります。